ちなみに「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」へ行く直前に近所でランチした超おすすめのスリランカカレーショップに関する記事はバンダラランカです。
それでは行ってみましょう。
目次
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは
さっきから「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」って何回か出てきたけど、「何やねん?」という方のためにご説明します。
なお、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は知ってて詳細を知りたい方は次のチャプターへ。
とりあえず「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の感想を聞きたい方は次の次のチャプターへ。
それでは、話を戻しまして、閑話休題です。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは一言で言うと、目が不自由な方と同じ体験をしつつ、おにぎり食べる体験をできるイベントです。
かつて、菊花賞で武豊騎手があり得ない豪脚を駆使して優勝したサンデーサイレンス産駒の名馬「ダンスインザダーク」ではないですよ。
イシノサンデー、バブルガムフェロー、ロイヤルタッチと合わせてサンデー四天王やって。
知らんけど。
ダンスインザーダーク-ロイヤルタッチの馬連を当てて、3万円くらいする当時学生にとってはまぁまぁいい財布を買ったなぁ。
閑話休題(ホンマにすぐに話しがそれるなぁ。我ながら。)
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」をざっくりまとめると以下のとおりです。
- 国立競技場の近所、三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア2階でやってます。
- 参加費は5,500円/人です。
- 完全予約制です。
- 一回の予約枠につき、最大8名となります。
- 18歳未満は体験いただけません。
- 持ち物として、身分証明証と身軽な服装が必要となります。
詳しくはホームページをご参照ください。
それでは、引き続き、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」で体験したことをまとめます。
あくまで私むらむらが体験したことです。
他の方も同じかどうかは分かりません。
さらに写真撮影がNGだったため、本記事では一切の写真がございません。
実際、暗闇だった場所を後から見ることもできませんでした。
本当に体験したものが実際にそうだったのか裏は取れていません。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」で体験したこと
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」で体験したことをそのまんまお伝えします。
アテンドしてくれる人やタイミングによっては異なるかもしれないので予めご了承ください。
あくまで参考までに!
予約時間の15分くらい前に来てくださいと書いてあるのでそうしました。
受付で本人確認します。
その際に免許証などの身分証明証が必要ですのでお忘れなきよう。
準備ができるまでフロント?で待ちます。
テレワークしてるっぽい人が数名います。
それもそのはず、ここは三井ガーデンホテル。ホテルです。
バリバリ仕事されているビジネスマンなのでしょう。
そして、私は予定もないのに仕事を休んで今日何しようかと慌ててやることを探して偶然にも「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を見つけてたまたま予約ができてここにいるしがないサラリーマンです。
みんな仕事できそうやなぁ~とか思いつつ待っていたら呼ばれました。
受付で鍵を渡されお着替えタイム。
着替え終わったら暗闇の入り口へ行けとのこと。
それがどこにあるのかよく分かりませんが、とにかく着替えます。
いつもヨガするときに履いてるゆるいズボンに履き替えます。
上着を脱いで長袖一枚になります。
光り物は外せとのことで、シャオミーのミーバンドを外します。
ちなみにミーバンドの記事はこちらです。
光るか知らんけど、メガネも外します。
そのほうが落ち着くし、落ち着く格好にせよとのことなので。
うん。視力が悪くて何も見えん。
受付のおばちゃんの声のする方へ行き、暗闇とやらの入り口へ案内されます。
今回、なんとお客さんは私一人で貸切状態です。
そして、普段はアテンドをされている方がゲストで一緒になるという。
そもそもアテンドしてもらえるんですね。
アテンドしてくれる方は目が不自由な方だそうです。
へーそうなんだぁくらいに思ってました。
そして、暗闇の入り口で、おにぎりを作るよう命じられます。
暗闇の中で食べるためです。
もう、なんか意味分からんけど、おにぎりを作ります。
サランラップを渡されます。
おにぎりというか、手まり寿司程度のサイズです。
スリランカカレー食べといてよかったぁ。
知らんけど。
ほいで、おにぎりを作ったら、一緒に暗闇の世界へ行くメンバーと自己紹介します。
私を含めて、女性アテンドさんと普段アテンドでゲスト出演の男性の合計3名で行きます。
暗闇へ、レッツラゴー!
電気を消します。
真っ暗闇です。
メガネを外してたからたいがい見えへん。
一緒にまわる人の顔もあんまり見えてへん。
それが一切見えへん。
暗闇って、そういうこと。
何が「暗闇でしか見えぬものがある」やねん。
何も見えへんわ。
ってことが分かりました。
モモケンの言ってることは嘘です。
暗闇で見えるわけない。
ホンマに見えへん。
そんなこんなで暗闇に入って少ししたところに「躙口(にじりぐち)」があります。
私は趣味で個人的にお茶を勉強してたので躙口という単語は知ってましたが意味までは知らん。
自分というものを一度捨て、お互いにひとりの人間として対峙しようという意図らしいです。
躙口の中は小石だらけ。
見えへんから知らんけど。
足の裏でそんな小石の感触を感じつつ進みます。
やがて、木の幹が現れます。
見えへんからホンマに木かどうか知らんけど。
それも何本も。
数えたら6本ありました。
「六本木ですね。」
普段、アテンドをされているゲスト男性がめちゃめちゃウィットの効いた発言。
続いて、小石が少し大きくなります。
やや大きめな石の中から各自気に入った石を探します。
何を以て気にいるか?
大人になってしまった我々には難しい取り組みです。
ここは童心に戻って石を探します。
つるつる手触りのいい明太子みたいな石。
若干尖った歯のような石。
あー、忘れた。
他にもいろんなお気に入りの石をみんなで探した。
子供の頃に戻ったように。
その次は水の音が聞こえてくるのでそっちに向かいます。
暗闇で触る水の感触は思ったより重い。
意外と弾力があります。
しばらく水と戯れます。
ヘレンケーラとサリバン先生の気分を味わえます。
ウォーター!
知らんけど。
それにしても11月の水は冷たい。
もう12月か。
その後、「白杖」という杖を渡されます。
目の不自由な方が障害物とか進路を探るために使われている杖です。
はじめて使いました。
そりゃそうか。
ここからは白状を使って、檜舞台まで移動します。
段差があるところまで何とか移動して休憩。
その後、檜舞台を自由に移動します。
端っこはあります。
檜舞台なのでその先は危険です。
恐る恐るぐるぐるまわってたら中心に呼ばれます。
しばらくみんなで雑談タイム。
「命を感じたことは?」とアテンドの女性から聞かれ、カンボジアのアンコール遺跡でインチキガイドに騙されたときに命の危険を感じたことを答えました。
ちなみに、そのときの記事はこちらです。
「じゃ、逆に生きてるなーって、命を感じたことは?」と聞かれました。
「普段の何気ない散歩でお天気がよかったら生きてるなーって感じます。」って答えました。
そんなお散歩の記事はこちらです。
もう一人の普段アテンドで今回だけゲストの方は、パシフィコ横浜のライブへ一人で行ったことが命の危険を感じる出来事だったそうです。
迷子になるも海岸にいたカップルに助けてもらえたとのことで、ホンマによかった。
優しいカップルに感謝。
雑談タイムが終わったら「メインイベントの暗闇でおにぎりを食べる」です。
60回噛むように言われます。
手まり寿司サイズのおにぎりを少しずつかじって、60回数えます。
1,2,3,4,5…20くらいでだんだん溶けてきます。
60回カムカムしたころにはほとんどありません。
が、なんという甘さ!
そんなおにぎりに感動しつつも、イベントはこれでおしまい。
おにぎりを食べ終わったら戻ります。
今度は躙口(にじりぐち)を経ずに戻れます。
なんか不思議。
そして、おにぎりを握った場所で明かりをつけてもらって終了。
その後、みんなで感想を言い合って解散しました。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の感想
それでは、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の感想をお伝えします。
あなたがこの体験をしてみるかどうか、それは別にどうでもいいこと。
私にアフィリエイト収入があるわけでもないし。
ただ、私が感じたことだけお伝えします。伝えたいので。
ポイントは3つ。
- 目の不自由な方の世界を垣間見れる
- 目以外の感覚が研ぎ澄まさられる
- おにぎりをカムカムすると満足感を得られる
それぞれ詳細をご説明します。
目の不自由な方の世界を垣間見れる
目の不自由な方の気持ちが分かるとは言いませんが、世界を垣間見れることはできます。
たかが90分程度、暗闇にいて、その後は明るい世界に戻れる私には気持ちが分かるなんておこがましいことは言えません。
ですが、垣間見れることは間違いないです。
へっぴり腰になります。
何かにぶつかると痛いですし、怖くなります。
「白杖」の存在がありがたいです。
そして、何よりも同じ環境にいるアテンドさん、ゲストさんの存在。
こんなにも見ず知らずの人が一瞬でありがたい存在になるという体験はなかなかできません。
でも、しょせん、垣間見るだけなんです。
それが現実だし、それ以上は受け入れられないのが本音です。
とは言え、いつまでも目が見えるとは限らないです。
メガネを外したらだいぶぼやけてます。
近くのものも見えづらくなるお年頃です。
遠くも近くも見えなくなるかもしれません。
万が一、そうなったら。
断固たる覚悟ではないけど、多少なりともそんな覚悟というか、そうなったら受け入れて生きていくしかないんだろうな、となんとなく思えるようにはなりました。
それがええんかどうか知らんけど。
目以外の感覚が研ぎ澄まさられる
目を塞がれると他の感覚が研ぎ澄まされます。
実際に体験すると分かります。
小石を踏む足裏の感覚。
木の幹や水に触れる手のひらの感覚。
水の音や鳥の鳴き声が聴こえてくる耳。
おにぎりの匂いと食感。
他者とのシェークハンド。
言葉によるコミュニケーション。
同じ時間と空間を共有した人間同士の感覚。
北斗の拳で、主人公であるケンシロウが少年の頃に、ケンシロウの命と引き換えに自らの目を潰して盲目となったシュウ。
「されど心の目はひらいておる!」
その言葉の通り、シュウは目以外の感覚が研ぎ澄まされていたのでしょう。
知らんけど。
おにぎりをカムカムすると満足感を得られる
最後に体験したおにぎりカムカム。
60回も咀嚼するとおにぎりの、お米の味がめっちゃあま~い!
その後に訪れる深い満腹感。
直前にスリランカカレー食べてるからなりよ!
そんなツッコミはさておき。
いや、ホンマにお腹いっぱいになると思うで。
じっくり噛むって日常生活でなかなかできることやない。
時間の流れがだいぶゆっくりになりました。
そして、お腹もいっぱいになりました。
ダイエットしている方は、ゆっくり60回噛むことで食べ過ぎを防ぐことができると思います。
なぜなら、美味しくなって満腹感も得られるからです。
実際、体験してみたら分かります。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験しなくても、60回噛むことはできると思います。
やってみたらいいと思います。
まぁ、暗闇で60回噛むほうが全然違うと思うけど。
これぞ、名付けて「カムカムダイエット」。100年の物語です。
「暗闇でしか見えぬものがある。」
「いやいやー、実際、何も見えへんて。」
「暗闇でしか味わえぬものがある。」
「おにぎり60回カムカムダイエットですわ。」
ほな、お後がよろしいようで。
まとめ
「暗闇でしか味わえぬものがある-カムカムダイエット法」は如何でしたでしょうか。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは一言で言うと、目が不自由な方と同じ体験をしつつ、おにぎりを食べる体験をできるイベントです。
詳しくはホームページをご参照ください。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」では暗闇の中で様々な体験を通じて、目の不自由な方の世界を垣間見ることができます。
目以外の感覚が研ぎ澄まさられることを実感できます。
おにぎりをカムカムすると満足感を得られることも実感できます。
ダイエットしている方は、ゆっくり60回噛むことで食べ過ぎを防ぐことができると思います。
暗闇で60回噛んで食べる名付けて「カムカムダイエット」がおすすめです!
5,500円で新しい人生経験ができると思ったらアリだと思います。
ふるさと納税で支援ができます。
純粋に寄付したい方はこちらからどうぞ。
私には何のアフィリエイト収入もありませんので安心してクリックしてください。
アフィリエイト収入はないけど、寄付活動に貢献しているブログだと思われたいという下心満載でございます。
知らんけど。
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それ、「ダンスインザダーク」やない、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」やて。とかいいつつ、武豊さんの書籍からダンスインザダーク&サイレンススズカ「不運に泣いた名馬とケガで世を去った快速馬」はこちら。
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美味しいものを食べるためにダイエットしているむらむらです。
「暗闇でしか見えぬものがある」というフレーズはご存知でしょうか?
NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の中のドラマで出演したモモケンこと「桃山剣之介」の名台詞です。
本記事では「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」で私むらむらがその名台詞の続きとして「暗闇でしか味わえぬものがある」という体験を通じてダイエット法をお伝えします。